資料請求
無料見学
体験会
コラム

資格がなくてもマッサージはできる? 資格があってできることとできないことをご紹介します

2022.12.28

マッサージを仕事にする場合、国家資格が必要になります。理想とする働き方や、マッサージ師としてやってみたいことがあるのなら、国家資格の取得を目指すことがおすすめです。
 
一方で、マッサージに類似する仕事は無資格でも就職ができるため、業務範囲をきちんと守れば国家資格がなくても問題なく働けます。しかし、その境界線をきちんと把握できていないと、違法行為としてトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
 
そこで本記事では、マッサージ師に必要な国家資格の種類と、資格を持つことで「できるようになること」について解説します。
 
 

国家資格を持つマッサージ師ができること

国家資格を持つマッサージ師とは、一般的に「あん摩マッサージ指圧師」や「鍼灸師(はり師・きゅう師)」を取得した人材を指します。あん摩マッサージ指圧師とはその名の通り、「あん摩」「マッサージ」「指圧」の専門スキルを持っている人が取得できる国家資格です。マッサージ師として働く際には、優先して取得が勧められる国家資格となっています。
 
鍼灸師(はり師・きゅう師)は、鍼(はり)や灸(きゅう)などを用いて専門の施術を行える人が取得できる国家資格です。人体のツボを刺激する独特の治療方法が行えるようになるため、マッサージ師になる際に取得しておくとさらに多くのシーンで活躍が目指せます。
 
マッサージ師として働く際には、あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師(はり師・きゅう師)の国家資格を持っているかどうかで、対応できる業務範囲が変わります。
 
以下では、国家資格のあん摩マッサージ指圧師と鍼灸師(はり師・きゅう師)を取得しているマッサージ師ができることについて解説します。
 
 

マッサージによる専門的な治療

あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得していると、専門的なマッサージが可能となります。体の部位に痛みを感じている患者さんに対して、治療を行って改善を促すことが可能です。専門的なマッサージは肉体疲労の軽減だけでなく、痛みを感じている原因を根本的に解消することができます。
 
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ人によるマッサージは、施術によって血流を改善して症状の回復を目指すことも可能です。血流の改善には人体について豊富な知識が必要になるため、施術を行うには国家資格を取得して専門知識・技術を持っていることが前提となります。
 
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得していると、健康保険を適用した施術が行えます。そのため患者さんは病院と同じ負担分だけで、治療を受けられるのです。健康保険が使えるという点は、患者さんに安心感を与えてマッサージ師との間に信頼感を構築するきっかけにもなります。
 
また、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持っていると、自分でマッサージ店を開業することも可能です。将来自分のマッサージ店や治療院を設立したいと考えているのなら、開業権が認められているあん摩マッサージ指圧師の国家資格は取得しておくべきでしょう。
 
 

鍼(はり)や灸(きゅう)を使った施術

マッサージ師を目指す場合、鍼灸師(はり師・きゅう師)の国家資格を取得することも検討されます。鍼灸師(はり師・きゅう師)は、専用の器具を用いて経穴と呼ばれるツボを刺激して治療を行う専門職です。手足だけを使うマッサージとは異なるアプローチによる治療ができることから、マッサージでは対応できない領域の仕事も担当可能となります。
 
一方で、鍼灸師(はり師・きゅう師)の資格だけでは、マッサージの仕事を行うことはできません。そのためマッサージ師を目指して国家資格を取得するのなら、鍼灸師(はり師・きゅう師)だけでなくあん摩マッサージ指圧師の資格が必要です。
 
 

体のもみほぐし

国家資格を持たない場合でも、「体のもみほぐし」は対応可能です。もみほぐしとは、一般的に固まった筋肉を手でもみながら緊張を解き、血行を良くすることで疲労軽減やこりの解消を行う方法です。
 
マッサージと同様の施術に思われますが、治療中の患部や高血圧の人に対してのもみほぐしは医療行為となるため、もみほぐしとは異なります。万が一国家資格を持たずに施術を行い、患部の状態を悪化させたり、ケガをさせたりした場合、事故案件として逮捕されるケースもあります。
 
そういったトラブルを避けるために、もみほぐしを行う際には事前に注意事項の説明や、著名をもらうことが多いです。
 
 

リラクゼーション行為

国家資格を持たない場合でも、リラクゼーション効果を目的に施術を行うことは可能です。例えばフットマッサージやカイロプラクテストなどを行うケースでは、国家資格がなくても対応ができます。リラクゼーション系の仕事には、エステティシャンやアロマセラピストなども含まれることから、美容系の職場で働ける機会も多いです。
 
 

整体師の仕事

筋肉の疲労やこりを解消する施術を行う整体師の仕事も、国家資格を持たなくても対応ができます。骨盤や背骨の歪みを正し、本来の姿勢に矯正するのが整体師の役割です。身体の歪みを整えることが仕事になるため、直接的に患部を治療することはできず、あくまで自然治癒力の向上をサポートして改善を促すのが特徴となっています。
 
 

まとめ

マッサージの仕事をするには、国家資格の取得が必要です。もみほぐしやリラクゼーション以外の治療を行う際には国家資格が必須となるため、線引きを誤らないように注意しましょう。
 
マッサージ関連の仕事に興味があるのなら、整体師の仕事もおすすめです。整体師は国家資格を取得しなくても仕事ができる上、肉体的・精神的疲労を軽減できる職業として近年注目を集めています。
 
「東京リエイチ整体アカデミー」なら、基本コースと選択コースで整体に関するスキルを目的に合わせて学べるので、ぜひこの機会に詳細を確認してみてください。

「東京リエイチ整体アカデミー」では、
経験や目的に合わせて
基本コースと多彩な選択コース
ご用意しています。
「将来何を目指すのか?」に合わせて
コースを組み合わせることができます。