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肝経

読み方
かんけい

肝経とは

肝経(かんけい)とは、東洋医学における経絡の一つです。

経絡は気血の流れる道筋で、全身に十二本存在します。肝経は脚から始まり、内股、腹部を通って胸の側面、そして頭部に至るまで流れています。

肝経の重要性

肝経は、身体だけでなく心の健康にも大きく影響を与えます。肝経が滞ると感情の乱れやストレスが増幅されることがあります。

具体的な症状例

  • イライラや怒りっぽくなる
  • 腹部膨満感や便秘
  • 体のだるさ、疲れやすさ

肝経の流れと経穴

肝経は、足の親指の内側から始まり、内側の足首を通って脚の内側を上がり、膝の内側、太ももの内側を通って腹部に至ります。そこから肋骨の下を通過し、胸部へと続きます。この経絡上には、さまざまな重要な経穴(ツボ)が存在します。

主要な経穴

  • 大敦(だいとん):足の親指の外側にあり、情緒不安定や頭痛に効果的です。
  • 曲泉(きょくせん):膝の内側に位置し、消化器系のトラブルや婦人科の問題に役立ちます。

これらの経穴を刺激することで、肝経の流れを改善し、全身のバランスを整えることができます。