資料請求
無料見学
体験会

RDM法

 

RDM法について

Re:H式深層整体とは

リエイチ整体アカデミー(Re:H)の整体は、就業先で整体師が抱える課題を解決するために2005年につくられました。
整体師がお客さまから求められる「効用感」と「安全性」を両立する技術を、アカデミーで学ぶすべての学生に習得してもらうために、リエイチの講師たちはRe:H式深層整体(RDM)を誕生させました。
誕生から17年。述べ30名以上の専門家、就業先の院長等がその体系化に携わり、現在も時代に合わせた最適解を求めるために改定を重ねています。

 

Re:H式深層整体(RDM法)Re:H Deep Maintenanceの概要

イメージ

 

身体表層の皮膚・皮下組織・表層筋を緊張させない

心地よい一定の速度、リズム、角度で指を沈ませる

身体の奥深くにある構造にアプローチする整体技術

リエイチの施術者たちは、現場でお客さまの愁訴(お悩み)改善の鍵を握るのが身体深層にある筋・膜組織・関節にあるとして見解をまとめました。
しかし、現場を調査してみると、その施術は単に力を込めて押し込むような粗い方法が多く行われていることが分かりました。
そのなかには、手技の初動から強い力で行うためにお客さまの身体表層が緊張して目的深度に到達できないもの、到達までにお客さまの身体を傷めてしまうもの、あるいは
無理な方法で施術者自身の指や身体を傷めてしまうものもありました。
そこで、この問題を解決するために、Re:H式深層整体(RDM)が構築されました。


Pick up

“現役整体師や他の医療関係者も学ぶ技術”
Re:H式深層整体(RDM)は、初学の方が学びきれるように設計されていますが、もともと、就業先で発生する課題から生まれた手法のため、同様の課題を感じている現役のプロの方が学ぶことも多く、これも一種の特色と言えます。
事実、21年度入校生の15%はメディカル・ヘルスケア経験者が占めています。

 

Re:H式深層整体(RDM)による問題解決

就業後に教育機会に恵まれない現場の整体師や、短期の研修で就業した整体師には、いくつか共通する傾向があると考えています。
Re:H式深層整体は、それらの課題を解決するためには。という考え方で科目の選定等が行われています。

 

その他整体(傾向)
Re:H式深層整体
圧迫部の選択 研修で指導された情報による 解剖学的把握と指先の感覚による
強圧の方法 筋力で強く押す 体重で深部を強く押す
施術者の筋疲労 筋疲労しやすい 筋疲労しにくい
解剖学・体表解剖 就業後に重要性を理解する、膨大な知識を持て余す 就業前に定着させる、最適化された量を学習する
触れ方 特に気にしていない 触れる効用を意図的に使う
考え方 施術には痛みも伴うもの 施術には痛みは無い方が良い
就業時の練度 低い~中等度(即施術に入れない) 高い(即施術に入れる)

 

Re:H式深層整体(RDM)の基幹要素

「深層を狙う」ために、重視している要素は4つあります。これらをすべて修めることでRe:H式深層整体(RDM)を習得できると考えています。

 

1)触れる:表層の緊張・反発を起こさない接触の技術
2)把握する:解剖学の正しい知識と実際に触れられる技術および指先で違和感を捉える技術
3)圧す:抵抗や痛みを起こさずに圧す技術
4)経験する:上記3つを以て実際のお客さまへ施術する経験値

基幹要素を育む専門科目

「触れる」タッチケア理論

特別教育監修である山口創教授の研究テーマ「身体心理学(接触の効用)」のノウハウを活かしたカリキュラムで、心地よい有効な触れ方を身に
付けます。それにより、Re:H式深層整体(RDM)による”圧す”へスムーズに移行することができます。
山口教授の接触の効用では、生理物質「オキシトシン」による抗ストレス作用、抗炎症作用、鎮痛作用、愛情・愛着作用等が注目されており、
特に施術者がホスピタリティを持って接すること、「快」を引き出す触れ方においてその効果が優位に表れると考えられています。
メディカル・コメディカル問わず、看護師ー患者さん、介護士ー利用者さん、親ー子など様々な関係性の中での接触に利活用されています。

「把握する」解剖学・体表解剖学

医療系専門学校準拠の解剖学と体表解剖学を学習します。
解剖学の習得により身体浅層から深層への構造的知見を得ることで、妥当性の高い押圧を行うとともに、安全性を担保します。
その知識を基に、体表解剖学で実際に身体に触れて理解を深め、実学とします。
また、深層の組織の硬さや周辺組織との手触りの違いなどを捉える、業界で伝統的な”手をつくる/指をつくる”力を養う訓練も行います。
これらは当校が業界でもいち早く設置した科目であり、医療系専門学校の教員経験者らが整体師に合わせて最適化を行いました。
本科目を目的に受講する経験者も多いです。

「圧す」深層圧・体重圧

表層部を緊張させずに圧力を深層に届けるためには圧す技術が不可欠です。
深層に到達するということは、力任せに押すことではありません。
お客さまと呼吸を合わせ、圧力のリズム・スピード・方向を安定させてノイズを減らすことで、はじめて抵抗なく身体に受け入れられる手技になります。
そのためには、筋力という不安定な力よりも自身の体重を利用する技術が求められます。
この体重圧を習得することで、施術者の無駄な疲労を省くこともできます。
種々の要素は一回のレクチャーだけでは成り立ちません。講師による指導とフィードバックに基づく反復練習を行い、「考えずにできる段階」まで指導します。

「経験する」現場実習

各科目で身に付けた内容を、実際にお客さまに施術をすることで腑に落として行きます。
当校には併設の施術実習所があり、講師監督の下、協力顧客さまに学生が施術する機会を設けています。
そこで生の声でいただいた課題を再び教室で解決する。何度も実習⇔教室を行き来することで、就業前に施術者として仕上げることができます。
併設実習所は、「卒業・就業したあとでは学習機会が減る」という業界の現状を鑑みて、就業前のRe:H式深層整体(RDM)の完全習得を目的に、2020年に新設されました。
副次的に、就業前に現場経験を積むことで就職活動が有利に運びます。