【初歩から学ぶからだのしくみ】手根骨を使った便利な手技
みなさんこんにちは。
朝の TV 占いは聞いていないふりをして聞いている。長坂です。
本日は、手根骨(しゅこんこつ)を使った、手技についてお伝えしていきます。
手根骨を使った便利な手技
手根骨(Carpalbone)とは、手の根元にある小さな 8 個の骨のことです。施術者にとっては手根圧迫をする部位として馴染み深いですね。手根骨についての基礎をおさえつつ、この手根骨を使った便利な手技をご紹介します。
手根骨の基礎
手根骨は、形に応じて、
舟状骨
月状骨
三角骨
豆(とう)状骨
大菱形骨
小菱形骨
有頭骨
有鉤(こう)骨
の 8 個に分かれます。
手根骨のわかりやすい画像です。
大きな有頭骨を取り囲むように配列されていて、それぞれの骨の間は靭帯(じんたい)というゴムパッキ ンみたいな紐によってつながれているためその運動の多くは制限されています。
豆状骨を使った圧迫
画像で言う8番目の骨です。
手根の小指側、手首のしわの直ぐ上を探るとポコッと盛り上がった豆状骨が確認できます。
この豆状骨を 押したい場所に当てて押したりこねたりする方法があり、一部の界隈で「手根骨(豆状骨)を利かせる」と 言うことがあります。
手根圧迫をするつもりでスタンスをとり、豆状骨がうまく当たるように手首の角度を調節してみましょう。
手根全体で押すにはソフト過ぎるけれど、肘で押すには強過ぎるような場合に、ちょうどよい使い勝手が なんとも重宝します。
押さえるポイント
・手根骨の 8 個の名前!!
・豆状骨で押したりこねたり!!
それでは、また次回の投稿をお楽しみに!
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