【初歩から学ぶからだのしくみ】乳幼児の頭の骨にあるスキマ
みなさんこんにちは。
スヌーズ機能をスムーズ機能だと思っていた、長坂です。
【初歩から学ぶからだのしくみ】をはじめていきましょう。
※用語は基本音読みです
乳幼児の頭の骨にあるスキマ
頭の骨のうち、頭部の上半分の丸い部分のことを頭蓋冠(とうがいかん)といい、脳を納める空間をつくります。そんな頭蓋冠に「子供にしかないスキマ」があるのはご存知でしょうか。
頭蓋冠の基礎
頭蓋冠は、前頭骨、左右の頭頂骨、後頭骨がそれぞれが縫合(ほうごう)という縫い目のような方法でつながりあってドーム状を呈した構造です。
頭蓋冠は成長とともに硬い骨ができて完成しますが、胎児期にはできあがっていないため、分娩のときには頭を多少変形させられるようになっています。
生まれたあとの新生児でも、縫合の交点ではまだまだ硬い骨になれていない部分が残っていて、これを泉門(fontanelle)と呼びます。泉門は生後2~3年で完全に閉鎖します。
ちなみに、泉門はラテン語のfons「泉」に由来しています。泉門直下の血管が拍動すると泉門がピコピコと動き、その様子が湧き出る泉のように見えるから。とも言われています。
施術者として
生後2~3年の乳幼児を施術する機会はそうそうありませんが、未成熟な部分である泉門は、古典的な施術禁忌(押しちゃダメ)の部位なので、一種の教養として知っておきましょう。
押さえるポイント
・泉門は押しちゃダメ!
・泉門は生後2~3年で閉鎖する。
いかがだったでしょうか。
それでは、またお会いしましょう!
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