【初歩から学ぶからだのしくみ】内臓のボディマップを描く!「食道」
“みなさん、こんにちは。
東京リエイチ整体アカデミー
講師の川島です。
私は整体の授業以外にも体の構造や機能を学ぶ
「専門基礎学科」という授業でもご指導しています。
生徒の皆さんからよく
「解剖学の勉強の仕方がわからない!」
「どうやって体のことを理解したらよいでしょうか?」
というような質問をよく受けます。
そこで今回は、イメージを活用した学習法
「ボディマップ」をご紹介したいと思います。
ボディマップ(Body Map)とは
ボディマップ(Body Map)とは、私たちの脳内に描かれた「身体地図」のことです。
人は誰もが自分自身の体に対するイメージを持っています。
例えば自分の体の大きさがどれくらいで、どのような形をして・・・etc
というように脳内に自分の体がまるで地図のように描かれているのです。
しかしながらこのボディマップにはある問題が存在します。
それは、皆さんがもっているボディマップが
必ずしも正確に描かれているわけではないのです。
そこで解剖学や生理学など体の構造や機能について学びを深めることで
皆さんのボディマップを修正しましょう!
正確なボディマップ
今回は食べ物の通り道である「食道」のボディマップを描いてみましょう♪
食道は、咽頭と胃の間をつなぐ長さ25cmぐらい、
太さ2~3cm、厚さ約4mmの管状の臓器です。
25㎝というとだいたい足や靴の長さくらいですよね。
こんな風にイメージしやすいものに大きさを変換すると
ボディマップを描きやすいですよ。
さらに細かくみていくと
食道の大部分は「胸骨」の下(約20cm)ですが、
一部は首(約3cm)と腹部(約2cm)にもあります。
ボディマップを描きやすいように
「背骨」でいったら食道は、どこからどこまででしょうか?
首の骨、第6頸椎、うつ向いた時、出っ張る骨、隆椎(C7)の一つ上(C6)から
みぞおちの辺り、第10胸椎(T10)の高さにあります。
こうやって背骨の位置を確認しながらイメージしてみると
食べ物の通り道である食道は、
結構な長さがあるのが実感できる
と思います。
体について勉強をしていくと、
自分が知らなかったことを知ったり、
体に対する理解が深まったりします。
そのような学びを続けていくことで
ボディマップは修正、
描き直されるわけです。
今回の食道のボディマップが
正確に、明瞭に描かれると
うつ向いたり、背中を丸めた姿勢になると、食道の通り道が狭くなって消化に悪いというのが実感として湧いてくると思います。
姿勢を整えることでボディマップが崩れることなく、
消化管である食道が本来の機能を発揮できるわけです。
今回のブログは、いかがでしたか?
暗記するだけの学習法や教科書とか参考書を読むだけの勉強法、
言わば、頭(左脳)だけで体のことを理解しようとするのではなく、
イメージや感覚、体験なども通じて学んでいくと
脳内にボディマップが正確に、明瞭に描かれて、
勉強した内容も記憶に定着しやすくなると思います。
感性(右脳)もつかって、
ぜひ学びを深めていって下さい♪
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