大腿骨頭壊死
読み方
だいたいこつとうえし
大腿骨頭壊死とは
大腿骨頭壊死(だいたいこつとうえし)とは、大腿骨頭という股関節を構成する骨の一部が血流不良により壊死してしまう病態です。
この状態が続くと、骨の変形や関節部分の破壊が進行し、最終的には股関節の機能を著しく損なうことがあります。詳細な発症メカニズムは未だ完全には解明されていませんが、血流の障害が主な原因とされ、薬の副作用やアルコールの多量摂取なども関与すると考えられています。
大腿骨頭の役割と影響
大腿骨頭は、人体の中でも重要な関節の一つである股関節を形成する骨の一部です。この部分は、骨盤の寛骨臼と呼ばれる杯状の部分にぴたりと収まり、体重を支えつつ自由な動きを可能にします。
しかし、血流障害によってこの部分が壊死すると、動作に痛みを伴い、歩行が困難になることがあります。壊死が進行すると、周囲の軟骨や骨組織の崩壊を招き、股関節の可動域が制限されることもあります。
原因とリスク要因
大腿骨頭壊死の原因は未だ完全には解明されていませんが、危険因子として次のようなことが関連していると考えられています。
- 外傷性:大腿骨頚部骨折や脱臼などの外傷が血流を妨げ、壊死に至ることがあります。
- 薬剤性:ステロイド薬などの長期使用が血流を阻害し、発症のリスクを高めます。
- アルコール:大量のアルコール摂取が継続すると、骨を支える細胞に障害を与え、壊死を引き起こす可能性があります。
- その他の疾患:膠原病や腎臓病、血液の循環に障害がある病気も関連しているとされています。