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外傷性肩関節脱臼
外傷性肩関節脱臼とは
外傷性肩関節脱臼(がいしょうせいかたかんせつだっきゅう)とは、外部からの衝撃や転倒などによって肩の関節がその正常な位置から外れてしまう状態を指します。
肩関節は自由度の高い関節であり、その広い可動範囲があるため、脱臼のリスクが他の関節よりも高くなっています。具体的な例としては、スポーツ活動中の転倒や交通事故などで腕に強い力が加わった際に発生することが多いです。脱臼によって関節の構造が崩れ、動かす際に激痛が伴うこともあります。
肩関節の構造とその役割
肩関節は、人体の中でも最も可動性が高い関節の一つです。その構造は主に肩甲骨と上腕骨、さらに鎖骨で形成されています。肩甲骨にある浅い関節窩と、上腕骨の丸い関節頭が合わさり、それを補助する靭帯や関節唇によって支えられています。このため、多方向に腕を動かすことが可能ですが、その反面、可動域が広いことから安定性に欠ける一面もあります。
肩関節の具体的な機能
肩関節は、日常生活だけでなくスポーツや仕事などさまざまな動作を可能にします。例えば、腕を上げる、投げる、持ち上げるといった動作は肩関節の柔軟性と可動性によるものです。
外傷性肩関節脱臼の原因と症状
外傷性肩関節脱臼の主な原因は、肩に強い外力が加わることです。スポーツでは、ラグビーやバスケットボールのようなコンタクトスポーツで多く見られます。
症状としては、肩の変形、腫れ、痛み、腕を動かすことができなくなる、などが一般的です。脱臼した直後は、激しい痛みで腕を動かすことが非常に困難になります。
症状の観察ポイント
患部の見た目が変化している場合や、痛みのため腕が動かせない場合は脱臼を疑う必要があります。また、指先にしびれを感じる場合は、神経が圧迫されている可能性もあります。
予防方法と再発の防止
再発を防ぐためには、適切な筋力トレーニングによる周辺筋肉の強化が推奨されます。また、スポーツ時には保護具の利用や、無理のないフォームでのプレーが重要です。