川島 大和Yamato Kawashima
担当教科
PICK UP
・介護整体師
・あん摩マッサージ指圧師
・カイロプラクター
・ボディ・シンキングコーチ
・介護支援専門員資格
・あん摩マッサージ指圧師免許
・カイロプラクティック療法振興事業協同組合認定カイロプラクター資格
実績・経歴
・ニューメキシコ州立大学大学院入学
・タイ本国Wat Phoタイ古式マッサージ講習修了
・Cayce/Reilly School of Massotherapy卒業
・東洋大学にて優秀論文表彰
・社会学修士
介護施設にて機能訓練指導員として多くの高齢者に施術やリハビリを提供し、介護に携わる人々のための体の使い方やセルフケアの指導も精力的に行ってきた。施術者が、自身の体を痛めてしまい業界を離れてしまうことに危機感を感じ、「体を痛めないやり方を伝えたい」という思いから、介護整体を構築した。
川島先生は、アレクサンダーテクニークの学校にて、ボディ・シンキングコーチとして認定された数少ない施術者であり、また国内組合認定のカイロプラクティックドクターでもある。常に温和で、楽しく、ゆっくりと分かるように伝えてくれる先生の指導方法は、講師たち全員の見本である。
・DVD『歪み改善!骨格調整ストレッチ攻略法』(医療情報研究所)
・DVD『ボディタッチセラピー介護編』(株式会社ウィルワン)
インタビューINTERVIEW
指導する際にどういったことを心掛けていますか?
単にやり方やテキストの順番だけを教えるのではなく、なぜこの手技はこの部位を行うのか?
このやり方の意味は、意図は何なのか?
そういったことも明確にして伝えるようにしています。
現場に出るとわかるのですが、ただ習ったことしかできない人と自分で考え、判断し、行動できる人との違いは目的意識が持てるかどうかにかかっていると思います。
技術の習得過程において、生徒の皆さんには、常に目的意識や方向性を明確にして学んでもらえるように配慮しています。
それからもう一つ重要なのは、「体の使い方」です。
私たちの仕事は気をつけないと自分の身体を痛めてしまったり、変な癖がついて施術の効果が上がらないといったことが多々起こります。
教わった手技が「わかること」と「できること」は違いますから、指導の際には、安全で、快適な体の使い方ができるようにアドバイスをするようにしています。
人も自分も傷つけない、人も自分も癒すことができる術、皆さんにはしっかりと伝えていきたいです。
一番得意とすることは?また、それはどんな内容ですか?
「体の使い方」です。
私は10代の頃からずっと今日まで体の使い方や動きを研究・実践してきています。
自分にとって楽な体の使い方ができると、技術の習得がしやすくなるのはもちろんのこと、腰痛や腱鞘炎などのいわゆる職業病の予防にもなります。
他の学校ではなかなか教えてくれない「動きの理や利」を皆さんには伝えていきたいです。
川島先生は、何故この整体業界に?
もともとは手による治療を研究する立場の人間でした。
日本の大学院とアメリカの大学院で学びながら、研究者として様々な手技療法家の人たちと交流するにつれて自分自身が手によるアプローチをしてみたくなったのがきっかけです。
また古武術や武道も10代の頃から修行していて、教えてくれた先生方は、やはり整体のようなものを実践していました。
そういった人々や環境の影響も強く、この業界に自然と入っていきましたね。
最後に整体に興味を持っている方へ一言お願いします
整体というのは、日本が世界に誇れる文化の一つだと私は思っています。
すべての人がプロとして現場に出る必要はなく、子育てや介護、自身の健康にも活かすことができるので、気軽に学んでほしいと思います。
「一家に一人の整体師」
が実現できたらいいですね。
あなたもその一人になってみませんか?